日本経営士会 埼玉支部

支部長挨拶

埼玉支部を会員一人ひとりが、チャンスを広げられる場にしていく

埼玉支部を「励起」する支部長を目指します

 2022年度より、新しく埼玉支部長となりました鈴木栄治と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
現在、コンサルタント会社を経営しております。

経営士となって14年になります。主に地域活性化、6次産業、中小企業の事業支援SDGsに関わって参りました。8年前に、一般社団法人地方創生サポート協会・栄え塾も設立し、代表理事として、「食の6次産業化プロデューサー育成講座養成」やSDGsマスター講座などを主催しております。
経営士会の支部長として、経営士会員が、多くの人脈を得て活性化し、成長して頂ける機会をできるだけ提供していきたいと思っております。
毎月の定例会を始めとした様々な学びの場とイベントを開催し、参加者も増やして、支部全体を「励起」して参ります。

 

経営士会埼玉支部をどのような場にしていきたいか

経営士会は、それぞれが経営コンサルをしている士業の人たちの集まりです。その場自体が、仕事の場というわけではありませんが、多くの会員の方は、この経営士会に入る事で、自身の仕事が広がったらいいと思っておられることでしょう。人脈ネットワークを広げたいという思いも強いでしょうが、それも突き詰めていけば、自身の仕事の幅を広げたいという点につながっていきます。

すでに経営士会という場が、そうした会員の方達のニーズを吸収する仕組み(場)となっていますが、そこでは、さらにそうしたニーズを十全に満たせるようなディテールとしての仕組も必要となってくるように思われます。

 

ただ所属しただけでは、人脈を広げ、仕事の幅を広げるという事に直接は繋がらない、ということです。

必要とされる仕組みの第一は、交流の場が、いろいろな形で用意されることと考えます。埼玉支部では、月1回の定例会を開催していますが、そこでは会員の方の声も反映して、必ず会員一人ひとりの近況を発表してもらっています。また基本的にオープンな場として、会員以外の方で経営士会に関心をお持ちの方にも自由に参加してもらえるようにしています。

 

人脈が広がる場、そこからチャンスが広がる場にして頂きたいという思いからです。

また毎回、定例会では30分程度のミニプレゼンテーションを会員の方にしてもらっています。これは1~2分の近況や自己紹介だけではわからない、もう少しつっこんだ話を聞く事によって、会員相互の理解が深まるように、という意図から行っているものです。

 

しかし決して長いプレゼンではありません。そこから、より深く関心をもつ人が現われれば、分科会(勉強会)が別途立ち上がるということを良しとしています。

毎回、お一人の会員の方から、ご自身の体験談も交えてミニ講和をしてもらっていますが、そこから関心が広がり、仕事に関する「気づきやヒントの場」にもなっています。 そのような動きがどんどん出てくることが、会員一人ひとりのチャンスを広げることにつながると考えています。

 

「サーバントリーダーシップ」の発想で支部長の役割を果たすこと

 多くの会員の方は、すでに経営士会に入会したという時点で、他の会員や時には外部の人たちとも交流して、自身の世界を広げ、成長をしていきたいと思っておられる方々が大半であろうと考えています。

そうしたオープンな姿勢をお持ちの方々に、仕組みとして作っていきたいのは、自由にご自身の意見や考えを出して頂けるような場の設定です。

いまはそれが月1の定例会だけですが、そこから派生した出来た分科会(勉強会)や懇親会、趣味の〇〇会のようなクラブ活動的な会など、様々な形での場(仕組み)が自然発生的にできていく、といったイメージを、私はこの埼玉支部に描いています。

そのためには、オープンでかつ、積極的に渦を作っていけるような方たちが、どんどん現れてきていただけることがいいことだと思っています。そしてそうしたことが起きるような場や仕組みを創り出す(整える)のが支部長の役割である、と考えています。

 

「サーバントリーダーシップ」という言葉があります。メンバーに対して適切なフォローを行い、力を最大に導くリーダーのことを言います。リーダーといえば、自らが先頭にたって皆を引っ張る支配型のリーダーが一般的ですが、サーバントリーダーはあまり前には出ません。

「サーバント」とは英語で召使いの意味を持ち、リーダーとは真逆の意味を持つと思われるかもしれません。

しかし、現代では価値観が多様化しており、ワンマンでメンバーを率いるだけでは対応が難しいケースがよくみられます。部下を支え奉仕する「サーバントリーダー」の方が合っている業務もたくさんあります。

サーバントリーダーに必要なスキルは色々とありますが、特に重要になるのが「傾聴」です。支配型リーダーとサーバントリーダーの大きな違いとして「納得感」があります。

 

支配型リーダーの場合、メンバーが納得していようといなかろうと、強引にやらせるのが一般的です。

サーバントリーダーの場合はメンバーを服従させるのではなく、説得しなくてはなりません。

サーバントリーダーシップを取るにあたって無理やりやらせるのは方針から外れる行動です。納得してもらえないようであれば粘り強く話をし、双方が納得でききる道を探すのがサーバントリーダーです。

サーバントリーダーは自分の成功よりも他人の成功を喜べるような人が向いています。メンバーの意見をしっかりと聞く姿勢を持ってこそ、チーム内のコミュニケーションは活発化します。

また、メンバーの能力を把握したり、問題を早期発見したりといったことにも繋がるでしょう。

サーバントリーダーは相手に共感したり元気づけたりといった優しさが大事になりますが、メンバーの意見をなんでも受け入れてしまうと、ただの甘いリーダーになりかねません。

メンバーと偏見なく接し、ときには厳しい言葉をかけるのも大切です。

 

私もそうした発想で、この役割を担っていきたいと考えています。 会員の皆様方には、お声を掛けてブリーフプレゼをお願いすることもあろうかと存じます。ぜひ、ご自身のおやりになっていることをお話頂ければと思います。それが他の人を刺激し、そこから思わぬ広がりやチャンスが湧き出て来るということがあるような場が、この経営士会埼玉支部になったらいいな、と思って、場づくりを行っていこうとしているのが、私だと思って頂ければ幸いです。

一人ひとりの会員の方が、自由に声を出せ、そこから何かが生み出されていくような場や組織にしていくことで、その場にいる人一人ひとりにとっても、自らを成長さえ、創造的になれる場になったらいいと思っています。 それが「働く事を通じての幸せ」にもつながっていくと思っているからです。

 

【 鈴木栄治(すずきえいじ) 】

大手流通業にて、バイヤー、食品開発部長、専門店開発部長を歴任。無印良品開発に当初より関わり話題を集める。1999年、コンサルタント会社を設立。

 

・㈱ 地方創生栄え塾   代表取締役  (経営コンサルタント)

・(一社) 地方創生サポート協会・栄え塾  代表理事、塾長  

・(社)日本経営士会・埼玉支部長・事業支援アドバイザー    

・「食の6次産業化プロデューサー」レベル5&認定審査員

・農水省:中央サポートセンター 6次産業地域プランナー      

・中小企業119専門家  ・埼玉県商業活性化アドバザー  

・埼玉県、福島県、千葉県、静岡県、山梨県 地域プランナー 

・岡山県産業振興財団 ・新潟産業創造機構支援専門家

・21青森産業支援セター・埼玉県商工会連合会専門家

・宮城県商工会連合会、長野県振興センター支援専門家


【専門分野】
・SDGs、地域振興、六次産業化、農商工連携、商品開発、
販路開・事業計画、補助金/助成金申請サポート、人材育成、
研修・講演講師


埼玉支部 概要

名 称 一般社団法人 日本経営士会 埼玉支部
住 所 〒355-0017
埼玉県東松山市松葉町2-11-2
電話番号 0493-23-7880


役員紹介

 
支部長 鈴木 栄治
副支部長 江上 範博
相談役/顧問 春原 和夫
監 事 柴田 郁夫
監 事 小西 洋三
幹 事 堀脇 泰
幹 事 佐々木 善則
幹 事 角張 康夫
幹 事 小林 淳也
幹 事 花井 秀年
幹 事 楠本 隆志